Google Sheetsにおいて、スプレッドシート内でのステータス表示やプロジェクトのマイルストーンを設定するための、カスタムフォーマットのスマートキャンバス機能「ドロップダウンチップス」が2022年に導入されました。
そして今、Googleからさらに使いやすくなったプリセットのドロップダウンチップスの導入が発表されました。この新しい更新により、ドロップダウンでの手動での値設定が不要になります。
優先度やレビュー状況などの一般的なユースケースに対応した設定済みのドロップダウンチップスを直接挿入することができるのです。挿入後には、データバリデーションサイドバーを使用して、オプションを簡単に調整したり、スタイルを追加したりすることが可能です。
この機能は、作業の進捗管理やチーム作業の進行度を一目で把握したい際に有用で、表計算作業の効率化に大きく寄与します。たとえば、プロジェクトの各タスクに対する優先度を設定したり、文書のレビュー状態を追跡したりする際に役立ちます。
データが視覚的にわかりやすく表現されるため、チームメンバーとのコミュニケーションが促進され、進捗状況の共有がスムーズに行えるようになるでしょう。
プリセットのドロップダウンチップスは、Google Workspaceの全ユーザー、Google Workspace Individualの購読者、そして個人のGoogleアカウントを持つユーザーが利用できます。
ユーザーは、「@」記号に続けて「dropdown」と入力することでドロップダウンチップスを簡単に挿入できます。この機能に関する詳細は、GoogleのヘルプセンターやGoogle Workspace Updatesブログで確認することができますので、スプレッドシートをお使いの方はぜひご活用ください。