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Google VoiceのSIP Linkが新たな国々で利用可能に

Googleは、昨年10月に発表したGoogle VoiceのSession Initiation Protocol(SIP)リンクの拡張について、新たに多くの国々で利用可能になることを発表しました。

具体的には、アジア太平洋地域、EMEA地域、ラテンアメリカ地域の計13カ国でGoogle Voiceの利用が可能になります。このアップデートにより、これらの国々のユーザーはローカルキャリアの電話番号を安全にGoogle Voiceと連携させることができるようになります。

SIP Linkを通じて、Audiocodes、Cisco、Oracle、Ribbonといった認証されたセッションボーダーコントローラー(SBC)を利用し、PSTN(Public Switched Telephone Network)のサービスを活用することが可能です。

この機能は特に、海外に拠点を持つ企業や国際的なビジネス展開をしている企業にとって、大きなメリットとなります。例えば、日本から海外の拠点と安定した電話連絡が必要な場合でも、信頼性の高い通話が保証されるだけでなく、現地のキャリアを介しての直接アクセスが可能となるため、コスト削減にも寄与します。

新しいSIP Linkを導入するには、SIP Link StandardもしくはSIP Link Premierライセンスの購入が必要となります。

詳しい設定方法については、Google Workspaceの営業担当者やパートナーネットワークを通じてサポートを受けることができます。この新しい機能が仕事でどのように助けになるか、興味がある方はGoogle Workspaceのヘルプセンターをご確認ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。