大型Android端末上のGoogleドライブの使い勝手向上
Googleは、大画面のAndroid端末でのGoogle Workspaceの満足度向上を追求し、タブレットでの使い心地をウェブでの使用感に近づけるための改良を発表しました。
具体的には、メインのドキュメントリストの上部に、現在の表示のためのタップ可能なフォルダー階層が表示されるようになり、これによりユーザーがDrive上での自分の位置を確認し、ネストされたフォルダから容易にナビゲートすることが可能となります。
また、ファイルが最後に何時修正されたか、各ファイルがどれだけのストレージを使用しているかを示す、ファイルごとのデータ列が導入されます。そして、Google Material Design 3のガイドラインに合わせたカラーパレットが展開されます。
これにより、大画面のAndroid端末でのGoogle Driveの使い心地が大幅に向上し、ユーザーはより効率的にファイルを管理できるようになるでしょう。
Google Driveのログイベントの対象範囲拡大
Googleは、管理者がGoogle Driveのログイベントに関連する検索を行い、監査および調査ページにアクセスできるDriveログイベント機能を、Google Workspace Cloud Identity FreeおよびCloud Identity Premiumエディション向けに利用可能にしました。
これにより、これらのエディションを利用するユーザーも、Driveのログイベントに関する監査や調査を行うことが可能になり、セキュリティ対策や情報の管理がより容易になります。
Google Sheetsでハイパーリンクテキストをスマートチップに簡単に変換
Google Sheetsでは、ハイパーリンクテキストがSheets内のスマートチップと一致すると、挿入したファイル、人、カレンダーイベント、YouTube、場所リンクをスマートチップに変換するように求められるようになりました。
例えば、ハイパーリンクテキストがファイル名である場合、Sheetsは自動的にそれをファイルチップに変換することを推奨します。これにより、文書内のリンク管理にかかる手間が軽減され、作業効率が向上します。
Google Meetのキャプションに新たな言語追加
Google Meetのキャプション機能で、フィンランド語とヘブライ語に対応しました。
会議中に全員が話している際に字幕として見ることができるキャプション機能を使って、これらの言語でのコミュニケーションが可能になります。新たにこれらの言語をサポートするため、最適化を進めるために「ベータ」タグがつけられています。
また、サポート済みの言語一覧はヘルプセンターで確認することができます。更に、検証が終わりベータ版から正式版に移行した言語として、英語(イギリス版)、フランス語(カナダ版)、タイ語、ベトナム語、ポーランド語、ルーマニア語、トルコ語の「ベータ」タグが外されました。
これにより任意の言語でGoogle Meetのキャプションを活用し、より広範な地域や言語圏の人々とのコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
詳しくは参照元サイトにてご確認ください。