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Google Chatの新機能とCurrentsの最新情報!使いやすさアップデートに期待大!

Google Workspaceの「Currents」の終了に伴い、Google Chatに新たな機能が追加されました。今回は、Google Chatの新しいコミュニティ機能について解説します。

更新内容

Google Workspace Updates により公開された新たな機能として、Google Chat のコミュニティ機能がアップデートされました。

これに伴い、別の場所にあった Currents のサポートは終了することが発表されたものの、既存の機能は更に拡張される予定です。

具体的には、Announcements in Google Chat が今月から利用可能になりました。これにより、管理者は投稿をする権限を制限できますが、メンバー全てが内容を閲覧・反応できるため、重要な情報が見逃されることはありません。

今後は、Google Groups を Google Chat に統合することや、投稿ごとの統計情報の提供、ドメイン上のスペースを管理する管理者ツールの提供などのアップデートが予定されています。

また、In-line threaded conversations や custom emojis など既に実装されている機能に加え、Gmail 内で興味を持ったテーマについて捜索し、リンクを通じて他のユーザーを招待できる A directory of spaces in Google Chat も追加されました。

ただし、スペースが大規模になるにつれ、コンテンツのモデレーションやデータ管理は重要になってきます。そのため、Space managers や data loss prevention (DLP) for Chat が実装され、セキュリティを確保しています。

Chat API や AppSheet の Chat アプリ開発機能がより普及する中、Google Chat は「ハイブリッドチーム向けのコミュニティや文化を築くための最適のオプション」を目指しています。

この動きは2023年まで継続され、現行の Currents からGoogle Chat への移行が必ずしも困難ではなく、世界が進むにつれて進化している企業向けの経験が提供されていることになります。

Google Workspace の顧客は、プロジェクトや組織のアップデート、コミュニティを構築するために、Google Chat を日々使用しています。

管理者は「Change Management Guide (変更を管理するガイド)」を確認し、Google Currents データを2023年8月8日までに確認することが推奨されています。

一方で、普通のユーザーには、スペースの使い方について読むように推奨されています。Google Chat は Google Workspace のすべての顧客と個人アカウントのユーザーが利用できるため、専用のリソースも提供されています。

利用シーン

利用シーン

Google Chatの新しい機能は、主に組織内での情報共有やコミュニケーションに役立ちます。例えば、プロジェクトの進捗状況を報告したり、組織内のアップデートを共有したり、関心のあるトピックで会話をしたりすることができます。

また、共通の趣味や興味を持つ人々が集まり、情報交換や交流をするコミュニティを作成することもできます。

例えば、企業内でのコラボレーションやプロジェクト管理、学生グループの活動や学習のサポート、ボランティア活動や地域のイベントに参加するための情報共有など、様々なシーンでGoogle Chatを活用することができます。

特に、ハイブリッドワークにおいて、オンラインとオフラインの両方で活動するチームでのコラボレーションに最適なツールとなっています。

リリース日

【リリース日】
Google Workspace Updatesで公開された新機能は、Google Chatに統合されたコミュニティ機能であり、Google Workspaceの全てのエディションで利用可能です。

今年の7月5日から、Currentsの利用が終了し始めます。そのため、Workspace管理者は8月8日までにTakeoutを利用してCurrentsデータをエクスポートする必要があります。

Currentsのデータのダウンロードは8月8日以降不可能となります。なお、Google Chatの新機能やアップデートは今後も続けられる予定です。

まとめ

Google Workspaceが提供するGoogle Chatは、自然なコミュニケーションと共同作業を実現するための機能を充実させています。

CurrentsからGoogle Chatへの移行に関する情報も詳細に提供されており、スムーズな移行が可能です。今後も機能の拡充が進むため、Google Workspaceを活用するユーザーにとって非常に有用なツールであることが期待できます。

ソース記事:New community features for Google Chat and an update on Currents

最後までお読みいただき、ありがとうございました。