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Google WorkspaceでもBardが利用可能に!AIを活用したコラボレーションツールの魅力とは?

Google Workspace Updatesにて、GoogleのAI「Bard」を活用した新機能が発表されました。本記事では、その概要と導入方法、利用シーンなどについて解説いたします。

更新内容

Google Workspaceの最新情報として、BardというGoogleの実験的なAIコラボレーションの情報が公開されました。これにより、クリエイティブで役に立つコラボレーターのBardを利用すれば、アイデアを形にし、生産性を向上させることが可能です。

今後、Google Workspaceの管理者は管理コンソールの「アプリケーション」 > 「追加のGoogleサービス」 > 「アーリーアクセスアプリ」で、ユーザーにBardのアクセスを提供することができるようになります。

ただし、最初の段階では、Bardがアーリーアクセスアプリの管理下にある唯一のサービスとなります。オプションはGoogle Workspaceアカウントでの利用に限定され、他のGoogle Workspaceには適用されません。

Bardが利用できない国にいる場合は、アクセスすることができません。既定では、この機能はオフになっており、管理者はドメイン、OU、グループレベルで有効化できます。

また、アクセス制御機能には、Google Workspace契約、データ処理契約、HIPAAビジネスアソシエイトアダンダムが適用されません。早期アクセスアプリの管理を有効にする場合、あなたの組織のエンドユーザーは新しい実験的な機能とサービスにアクセスできます。

利用シーン

利用シーン

Bardは、創造性を活かした仕事をする人や、アイデアを形にする手助けが欲しい人にとっては非常に便利なツールです。例えば、広告制作やコンテンツ制作などでは、自らのアイデアを元に、Bardが生成してくれる文章でのフレーズやアイデアが非常に役立ちます。

また、Bardは単なる生成ツールではなく、協力的であり、創造性を刺激することができます。そして、Google Workspace内での作業でBardによって生成された文章を利用することで、生産性も大幅に向上することが期待できます。

さらに、ユーザー自身のアイデアをベースに文章を生成するため、個人のスタイルに合わせた文章の生成が可能となっています。つまり、あらゆる業界でのクリエイティブな業務に活用できます。

リリース日

2023年5月5日から、Google Workspace全てのカスタマーに提供され、G Suite BasicおよびBusinessの過去のカスタマーにも提供されます。

ただし、Google Workspace for Educationの18歳以下のアカウントには利用できません。

まとめ

BardはGoogleの実験的なAIであり、ユーザーに協力的かつ創造的に提供されるサービスです。Google Workspaceの管理者は、Early Access AppsのコントロールパネルからBardにアクセスすることができます。

彼らはBardを組織内の利用者に使わせるか、またはオフにすることができます。僕が一番注目したのは、このツールが全世界のGoogle Workspaceのユーザーに利用可能になるということです。

ソース記事:Turn access to Bard on or off for your users

最後までお読みいただき、ありがとうございました。