Googleは、Google Mobile Device Managementを通じて、管理対象のiOSアプリの設定がより柔軟になったと発表しました。
今回のアップデートにより、管理者はアプリ設定にトークンを利用することができるようになりました。トークンは、ユーザーのメールアドレスやデバイスのシリアル番号といった、ユーザーやデバイスに特有の情報を表すプレースホルダーとして機能します。
これまでは設定データが固定的でしたが、このようなトークンの導入により、多様なユーザーやデバイスに応じて動的にデバイスを設定することができるようになります。
特に、多くのデバイスを効率的に管理しなければならない企業や教育機関では、この機能を通じて、個別のユーザーやデバイスに合った設定を簡単に展開することができます。
これにより、管理業務が大幅に簡素化され、ユーザーに対するサポートの質も向上することでしょう。詳細な設定方法については、Google Workspaceのヘルプセンターをご覧ください。
今回の新機能は、Google WorkspaceのBusiness Plus、Enterprise StandardおよびPlus、Enterprise EssentialsおよびEssentials Plus、Education StandardおよびPlus、Nonprofits、Frontline StarterおよびStandard、Cloud Identity Premiumなど、さまざまなサブスクリプションにおいて利用可能となっています。
この新しいアプローチで、組織全体のiOSデバイス管理がどのように進化するのか、今後の展開が楽しみですね。詳細は、公式のGoogle Workspace Updatesブログでご確認ください。
