Googleは、iOSデバイスへの登録オプションを拡充し、ユーザー登録を新たに導入すると発表しました。このユーザー登録により、iOSデバイス上の業務用データと個人用データが分離され、管理者がGoogle Workspaceのデータをコントロールしつつ、利用者が個人データのプライバシーを保持できるようになります。
さらに、管理者はAppleの「Volume Purchase Program(VPP)」を利用して、一括購入したアプリを組織内のユーザーに配布することが可能になりました。
この機能の利用は、効率的に業務に必要なアプリ群を選定し、一括管理できるため、組織内の業務に必要なアプリ展開をシンプルに行うことができます。また、職員が必要なアプリを適切に利用できる環境を整えるための強力なツールとなります。
これにより適切なアプリ使用を促進し、業務の生産性と効率性を向上させることができるとともに、ユーザーのプライバシー保護も実現し、セキュリティ対策も充実することが期待されます。
ただし、Appleの「Volume Purchase Program(VPP)」利用には、Appleのビジネスマネージャーの認証情報が必要となります。
VPPを通じて、管理者はアプリのライセンスを大量に購入し、それらを組織内の従業員のデバイスに一括で分配できます。この新機能はGoogle Workspace Enterprise Plus, Enterprise Standard, Enterprise Essentials, Enterprise Essentials Plus, Frontline Standard, Frontline Starter, Business Plus, Cloud Identity Premium, Education Standard, Education Plus および Nonprofits の顧客に利用可能となっています。
詳しくは参照元サイトにてご確認ください。