Google Workspaceとは

Google Workspaceのサービス保証はどうなってるの?障害時の補償額はいくら?

Google Workspace では「SLA」というものが定められています。

SLAとは、Service Level Agreementの略で、日本語では「サービス品質保証」と呼ばれており、家電で言うところのメーカー保証みたいなものです。

ただ、家電のメーカー保証は「買ってから1年間」という制限がありますが、Google WorkspaceはWebサービスですので、利用している間はずっとこの保証がついてきます

Google WorkspaceのSLAはこちらのページに記載されています。

SLAには、サービスの稼働がどの程度保証されていて、万が一問題があった場合はどのような補償がなされるのかが書かれています。

今回は、Google WorkspaceのSLAについて調べてみましたのでご紹介したいと思います。

Google Workspaceはどこまで保証されている?

Google Workspaceサービスレベル契約によりますと、Google Workspaceは「月の99.9%以上の時間は正しく稼働する」ということを保証しています。

また、月の0.1%以上の時間の障害(ダウンタイムと呼びます)があった場合は、一定の補償を行う。としています。

月の0.1%とは、24時間 × 30日 = 720時間 × 0.001 = 0.72時間(43.2分)という計算になります。

さらに、「ダウンタイムとは、ドメインでユーザー エラー率が 5% を上回る状態」とあります。これは、たとえば100人のGoogle Workspaceユーザーがいる組織でGoogle Workspaceの障害がおきても、5人以下しか影響がなかった場合、SLA補償の対象とはならない。という意味です。

また、障害時間もドメイン(組織)単位の計算となります。たとえば、5人が10分間Google Workspaceを使えなくても、ダウンタイムは50分とはならず、10分となります。

ざっくりまとめると、組織の5%以上の人が、月に43分以上Google Workspaceが使えない状態だと、SLA補償の対象となります。

補償の内容は?

補償は、Google Workspaceのその月に何時間ダウンタイムがあったかで決まります。上記に満たない場合は補償はありません。

補償の内容は、Google Workspaceサービスを無料で利用できる日数が補填されるイメージです。以下のとおり、ダウンタイムに応じて補填される日数が変わります。

・月に0.72時間〜7.2時間のダウンタイム → 3日分
・月に7.2時間〜36時間のダウンタイム → 7日分
・月に36時間以上のダウンタイム → 15日分(補償の上限)

補償の方法は契約内容により以下の2パターンあります。

・年間契約の場合、Google Workspaceライセンス有効期限が補償日数分延長される。
・月払いの場合、相当する金額が翌月の請求から差し引かれる。

補償のリクエスト方法は?

補償は、利用者側からGoogleへ申請しないと受け取れません

月に、43分以上Google Workspaceが使えないようなことがあった場合は、Googleサポートへ問い合わせましょう。

ただし、GmailのLabs機能など、Google Workspaceの中でも部分的にSLAの範囲外である機能もあるため申請には注意が必要です。

また、ドメイン業者側の障害など、Google以外の要因によるものはダウンタイムとみなされないので注意してください。

まとめ

私の知る限り、G SUiteでSLA補償が発生するほどの障害がおきたことはありませんが、日々バージョンアップするWebサービスなので一定のSLAを定めているのは安心です。

Google Cloud ヘルプの信頼性ページによりますと、2013年には、Gmail は 99.978% の稼働率を達成したようですね。

ちなみに、Microsoft Offce 365もSLAは99.9%を保証しているようです。

なお、無料のGoogleアカウントではSLAはありませんので、ビジネス利用するにはぜひ SLAの付いた Google Workspace を検討してみてください。