コラム

ビジネスするなら独自ドメインを取得しよう

ビジネスするなら独自ドメインを取得しよう

企業はもちろん、個人事業主やフリーランスでビジネスをする場合でも、独自ドメインでのホームページやメールアドレスを利用することをお勧めします。

フリーのGmailや無料ブログでもいいんじゃないの?という方もいらっしゃるかもしれませんので、今回は、独自ドメインを取得するメリットを解説していきます。

独自ドメインは立派な看板である

ある程度の規模の企業では、その会社のドメインを取得して利用していると思います。

ドメインは立派な看板です。会社名、サービス名、製品名、個人事業主でしたら屋号など、あなたのビジネスを指す「名前」となり、ホームページのアドレスやメールアドレスとして、様々な場所で露出します。

露出する場所は、名刺、会社案内、プレスリリース、チラシ、Web広告と様々です。そこに記載されるメールアドレスが「xxxx@gmail.com」だったり、サービスのホームページのアドレスが「xxx.fc2.com」と無料のホームページのアドレスだった場合、顧客の印象はどうでしょうか。

気にしない人もいるかもしれませんが、ある程度インターネットに慣れている人からすると、「なんだドメインも取っていないのか」と、マイナスのイメージに取られるかもしれません。

後回しにしがちですが、お客様に会う時に身だしなみに気を使うように、ホームページやメールアドレスについても、きっちりと独自ドメインを導入することをお勧めします。

企業やサービス、製品の信頼や価値を高める方法として、独自ドメインの導入は、最もお手軽で効果的な方法だと私は思います。

また、独自ドメインをとってみると実感できますが、自分の会社や屋号のドメインを取得すると、自分の城を構えたような、そんな愛着も湧くものです。

独自ドメインはずっと変わらない

自分で考えて取得したドメインは、世界でただひとつ、そして(あなたの気が変わらない限り)ずっと変わる事はありません。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、その昔、J-PHONEという携帯電話会社がありました。その後、J-PHONEはvodafoneという会社のグループ会社となり、最終的には現在のSoftbankに売却されました。

ユーザーからするとどうでもよい話ですが、悲しいことにユーザーのメールアドレスは、xxx@jp-x.ne.jpから、@vodafone.ne.jp、そして@softbank.ne.jpと企業の都合で変更されてしまいました。

また、プロバイダから貸し出されるメールアドレスは xx@xxx.ocn.ne.jp といった、プロバイダの会社名となっています。あなたが安いプロバイダに乗り換えたい場合、もしそのプロバイダのメールアドレスをビジネスに使っていると、当然メールアドレスも変わってしまいますので、お客様への連絡をはじめ、名刺や広告などすべて変更する必要があります。

自分で取得した独自ドメインであればこんな事は起きえません。ドメインはドメインとして変わらず、それを動作させるネットワークやサーバーは適宜、最適なものに変更することができます。

メールアドレスはいくつでも作れる

メールサーバー会社との契約内容にもよりますが、独自ドメインであれば、自分の好きなメールアドレスをいくつも作ることができます。

自分自身のメールアドレス、社員、パートのアドレス、製品やサービスのお問い合わせ窓口となる専用のメールアドレスと、必要な分をいくつでも作ることができます。

フリーメールアドレスのデメリット

ヤフーメールやGmailなど、フリーメールアドレスを利用する場合、無料で提供されているため、多くの場合は以下の様なデメリットがあります。

  • 広告がつく。
  • SLA(サービス品質保証)がないので、万一システムが止まった場合の保証がない。
  • サポートサービスがない。
  • フリーメールだと、利用を受け付けないサービスがある。

まとめ

独自ドメインを取得するデメリットとしては、費用と多少の手間がかかります。が、費用は安いものだと年間数百円から手に入れることができます。また、一度設定してしまえば、それ以降はそれほど手間もかかりません。

それ以上に独自ドメインには、上記のような様々なメリットがあります。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。