「ドメイン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?聞いたことはあるけどよくわからないという方がほとんどだと思います。
インターネット利用していると色々な用語が登場します。覚えておかなくても良いものもありますが、この「ドメイン」という言葉はよく出てきます。今後、ビジネスでインターネットを活用する場合には必須のキーワードですので、ぜひ理解しておきましょう。
ドメインとは?
ドメインとは、ホームページや、メールアドレスを利用する上での「表札」みたいなものです。
メールアドレスの場合、「yourname@gmail.com」や「yourname@yahoo.co.jp」、ホームページ場合だと「www.google.com」や「www.amazon.co.jp」というような赤字の部分をドメインと呼びます。
通常は、会社名やそのWebサービス名になっているものが多く、その組織やサービス全体を表現しています。
黒字の部分はドメインではありません。これは表札に対して、もっと細かい単位のものです。もっと詳しく見ていきましょう。
メールドメインは苗字のようなもの
スマホやPCを持っている方なら、ほとんどの方がメールアドレスを持っているかと思います。あなたのメールアドレスはどんなメールアドレスでしょうか?
taro@gmail.com や、jiro@yahoo.co.jp、hanako@docomo.ne.jp といったアドレスではないでしょうか。
上で、ドメインは「表札」みたいなものと書きましたが、メールアドレスでいうと、「苗字」のようなものです。gmail.comはGmail家、yahoo.co.jpはヤフー家、docomo.ne.jpだとドコモ家といった具合です。taro@gmail.com というメールアドレスだと、「Gmail家のtaroさん」のメールアドレス。になります。
賃貸か持ち家か
ほとんどの人が、Googleやdocomo、その他プロバイダといった、通信会社のメールアドレスを利用しているかと思いますが、これはわかりやすく言うと「賃貸で部屋を借りている状態」と言えます。
賃貸なので、例えば仮にdocomoという会社がなくなってしまった場合、おそらくそのメールアドレスは利用できなくなってしまいます。賃貸でマンションがなくなってしまって住めなくなってしまうのと同じですね。(あまり無い例ですが)
インターネットの世界でも同じように「自分の持ち家」つまり「自分のドメイン」を持つことができます。たとえば、あなたが「Happy Smile Flowers」という花屋さんを経営していて、あなた自身や、お店のお問い合わせ先のメールアドレスを作ろうとした場合、「xxxxx@happysmileflowers.com」というような自分のお店のドメインを作ることができます。
自分で作ったドメインは世界にひとつ、あなた(お店)だけのドメインとなります。このドメインを「独自ドメイン」といいます。言うなれば、全てのドメインは「独自ドメイン」であるのです。Googleから見ればgmail.comはGoogleの独自ドメイン。という事になります。
ただし、世界にひとつという事は、逆に言うと、すでにあるドメイン名を新たに作ることはできませんのでご注意ください。