こんにちは。
突然ですが、Google Workspaceの導入事例をお読みになったことは無いでしょうか?
誰もが知っている大手企業をはじめ、規模や業種を問わず、様々な企業がGoogle Workspaceを導入して高評価を得ている事がわかります。
Google Workspaceの導入事例は、こちらのページで紹介されています。
■Google Workspaceの導入事例
https://workspace.google.co.jp/intl/ja/customers/
今回は、これらの導入事例を通して見えてくる Google Workspace の強みについていくつかご紹介したいと思います。
それではどうぞ。
自社だけでは到底できない強力なセキュリティ
通常、企業のITセキュリティ対策は、その会社のIT部門が担う事がほとんどだと思いますが、そのうち、最新のセキュリティ動向を常に把握し、自社のシステム基盤に適切に対応できる人は何人いるでしょうか。
Googleにはセキュリティ専門のチームがあり、そこにはGoogleのエンジニアが700人以上いるそうです。(2017年情報)
セキュリティ専門だけでこの人数は正直すごいです。。。
残念ながら、ここまでの規模のセキュリティチームを抱える企業は日本には存在しないと思います。逆に言うと、Googleの規模になると、日々高度化するサイバー攻撃に耐えうるセキュリティ対策にはこのくらいの人数が必要ということではないでしょうか。
これに裏打ちするように、Googleは「The Forrester Wave」と呼ばれる第三者の評価レポートにおいて、2022の第1四半期にMicrosoftやAmazonを抑え、最上位の評価レベルである「Leaders」に選出されています。
某市の全市民のデータが入ったUSBメモリが紛失した事件は記憶に新しいですが、セキュリティはセキュリティのスペシャリストに任せたほうが安心できるのではないでしょうか。
導入がスムーズ
導入事例で意外と多かったコメントが「導入がスムーズだった」という事です。
この理由として、「プライベートでGmailを愛用していた社員が多かった。」「日頃Gmailを使っている社員が近くにいて、気軽に操作方法を聞けた。」という事があったようです。
これはなるほど、と思いました。たしかに、個人でもGmailやGoogleカレンダーを使っている人は多いと思いますし、それにより初期設定や操作のレクチャーがスムーズに行えたのも頷けます。
これも、Google Workspaceで使える主要機能を、Googleが無料で一般提供できているからこそだと思います。
そして、これは他の企業には無い強力なアドバンテージだと感じました。
オリジナル機能もGoogleで開発してコストを削減
Google Workspaceでは対応できない機能については、その部分だけ独自にシステムを構築した例もあったようです。
開発は、Google App Engineと呼ばれる、これもGoogleが提供するメンテナンスフリーなサーバーで開発したとの事。開発費用は100万円程度。これは、ITエンジニア1ヶ月程度の開発コストです。
Google Workspaceのほとんどの機能はAPIが準備されています。「APIが準備されている」というのは、プログラムからGoogle Workspaceの機能を自由自在に操作することができる。という事です。
例えば、「Googleスプレッドシートに記録されている来店予定リストを自動で読み取り、担当者のGoogleカレンダーに登録する。」といったことがプログラムで自動化できます。
どういった機能を開発したかは触れられていませんが、Google App EngineでサクッとGoogle Workspace のAPIに繋いで、約1ヶ月と少ない工数で不足分の機能が開発できた事がこの記事から見て取れます。
この様に、サーバープラットフォームも提供しているGoogleだからこそ、Google Workspaceとの親和性も高く、開発コストを低く抑えられる点も一つの強みだと感じました。
まとめ
今回は2社の導入事例を読んで、私なりに「Google Workspace強いな」と感じた点をお伝えしました。
今後もその他の会社の事例も読んで、新たな気付きがありましたらご紹介したいと思います。
Google Workspace導入を検討されている方は、一度Google Workspaceの導入事例を読まれることをおすすめします。
■Google Workspaceの導入事例
https://workspace.google.co.jp/intl/ja/customers/
それではまた!