Googleは、Gmail、Googleドライブ、Googleドキュメント向けのGoogle Workspace拡張機能がGemini(gemini.google.com)で利用可能になったと発表しました。
この新機能により、Geminiがこれらのアプリケーションをデータソースとして参照できるようになり、より適切かつ情報に基づいた応答を提供できます。
この拡張機能はGemini Business、Enterprise、Education、およびEducation Premiumアドオンを持つGoogle Workspaceのユーザーに対してオープンベータとして提供されます。
管理者やエンドユーザーが対象で、追加のサインアップは不要です。この機能を利用することで、GeminiはGmail、Docs、Driveの情報を参照し、それらをもとにより的確な応答を生成できます。
これにより、日常の業務フローに無理なく組み込むことで生産性が向上します。例えば、顧客調査を行う際にGemini内でターゲットオーディエンスを記述したドキュメントを参照することができます。
オープンベータ期間中は、Context-Aware Access(CAA)はサポートされていませんが、Googleドライブ内のファイルのアクセス制御設定は遵守されます。
つまり、ユーザーがアクセスできるのは本人が所有するファイルか、共有されたファイルに限られます。この新機能は、管理者によって組織単位(OU)やグループレベルでオフがデフォルト設定されており、必要に応じて有効にすることができます。
エンドユーザーも管理者によって有効にされた場合には、Gmail、Docs、Driveからの情報を使ってGeminiで素早い対応や情報検索を行うことができます。
この機能は、2024年7月16日よりRapid ReleaseとScheduled Releaseドメインで順次展開され、利用可能となる予定です。
詳しくは参照元サイトで詳細をご確認ください。