Googleは、Google Picker APIにおいて、特定のファイルIDを事前に選択してユーザーに提供する新しいメソッド「setFileIds(fileIds)」を発表しました。
この機能により、アプリケーション開発者は、ユーザーがアプリケーションにアクセスを許可する際のプロセスをよりスムーズに行うことができるようになります。
これまで、Googleドライブの開発者は、「drive.file」スコープとGoogle Picker APIを利用していましたが、新機能の導入により、特定のファイルIDに事前にナビゲートされた状態でピッカーをユーザーに表示できます。
これにより、ユーザーは迅速にアプリケーションに対して同意を行うことができ、より連続的なエクスペリエンスを提供されます。具体的な使用ケースとして、チャットインターフェースなど、ユーザーが開きたいファイルIDをすでに提供した状況で、Viewクラスを通じてそのファイルIDを提供することで、直接そのファイルへのOAuthアクセスをユーザーに求めることが可能になります。
この新機能は、すべてのGoogle Workspaceのお客様とWorkspace Individualの購読者にご利用いただけます。リリースは2025年1月20日から開始され、1〜3日以内に全てのドメインに反映される予定です。
この新しい便利な機能は、特に開発者やアプリケーションユーザーが多くのファイルにアクセスする必要がある場合に強い味方となるでしょう。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。