GoogleがGoogle Classroomの採点システムの改善を行い、新たに「課題の免除」機能を追加したことを発表しました。これにより、教員は特定の生徒に対して課題を「免除」としてマークすることができるようになり、その課題は生徒の総合評価から除外されることになります。
この機能の追加は、授業の様々なシナリオに柔軟に対応することを目的にしています。例えば、生徒が欠席した時の課題の免除や、最低点の課題を除外したいとき、その他の理由で特定の課題を生徒の成績に含めたくない場合など、これまでの100点満点採点では対応できなかった状況に応えることができるようになります。
管理者側での特別な設定は必要なく、教員自身が柔軟にこの機能を活用することができます。この機能についてさらに知るには、ヘルプセンターで「課題の免除に関する採点」についてご確認いただけます。
このアップデートは全てのGoogle Workspaceユーザーと個人のGoogleアカウントに対して提供されます。特にオンライン教育が進展している中で、Google Classroomを利用する教員の方々には、より発展した採点方法として大変有効な更新です。
生徒の状況にあわせた柔軟な採点が可能となることで、教育現場のニーズに細かく応えることが期待されます。
