Googleが、Google Docsの新機能として、ドキュメント作成の生産性を向上させ、時短を実現するために “@メニュー” の利用を拡張したことを発表しました。
これにより、ユーザーは文書内の空行にカーソルを移動するだけで “@” ボタンが表示され、そこから直接、関連するコンテンツを検索し、挿入することが可能になります。
使用できるスマートチップには、人物、日付、タイマー、ファイル、テンプレートブロック、カレンダーイベント、グループなどがあり、ドキュメントの編集作業がスムーズに行えるようになります。
文章の校正やプロジェクト案内など、ドキュメントに多くの情報を織り交ぜる必要がある際、この新機能は大幅な時間節約となり、作業効率を高めてくれることでしょう。
この機能は、管理者が特別に設定を変更することなく、エンドユーザーに対してデフォルトでオンになっており、ユーザー自身が無効にすることはできません。
導入は徐々に行われ、2023年12月11日からラピッドリリースドメインで15日間かけて段階的に展開が開始され、2024年1月2日からはスケジュールリリースドメインでの完全展開が始まります。
全てのGoogle Workspace顧客および個人のGoogleアカウントを持つユーザーが利用可能です。スマートチップとテンプレートブロックの挿入について詳しく知るには、Googleのヘルプセンターをご覧ください。
