Google Driveの新機能「location picker(場所ピッカー)」が改良され、ファイルやフォルダの整理がより簡単になりました。
今回は、その内容や利用シーンについて解説いたします。
更新内容

Google Driveの場所選択ツールが改善され、ファイルやフォルダを効率的に整理することができるようになりました。新機能には、新しいビジュアル体験やファイルやフォルダの移動やDrive内のアイテムへのショートカットの追加時に役立つ提案が含まれています。
具体的には、「提案」、「スター付き」、そして「すべての場所」のタブを注意してください。フォルダの場所に移動すると、タブがバックボタンとその場所の名前に置き換えられ、選択されたフォルダパスの詳細、新しいフォルダを作成するオプション、空フォルダに移動する場合の画像通知が表示されます。
提案された場所とそれを拒否するオプションもあります。移動操作を完了するためのインラインボタンが追加され、フォルダが「閲覧のみ」である場合のラベル、ファイルの移動時に所有者でないためエラーが発生する理由などについても説明されます。
利用シーン
●利用シーン
この機能は、Google Driveを使ってファイルやフォルダを整理する際に特に役立ちます。例えば、仕事で階層の深いファイルが多い場合や、個人的に写真や動画を整理している場合など、大量のファイルを効率よく整理する必要がある場面で使えます。
機能の特徴として、移動するファイルやフォルダの候補を的確に提案したり、一度選択した場所に移動する際に「1クリックで完了」することができる点が挙げられます。
これにより、ファイルの移動や整理をワンスムーズに行うことができ、作業の効率化が期待できます。
リリース日
本機能は、2023年4月12日よりRapid Releaseドメインにおいて段階的にリリースされ、15日以内に機能が表示される見込みです。また、Scheduled Releaseドメインにおいては、2023年4月26日より同様に段階的なリリースが予定されています。
この機能は、Google Workspace全エディション、Legacy G Suite BasicおよびBusinessの顧客、そして個人Googleアカウントをお持ちのユーザーが利用可能です。
まとめ
この更新は、Google Driveの使い勝手と効率性を向上させるだけでなく、アイテムの場所を素早く見つけることができるユーザビリティの改善にも貢献します。
特に、”提案”・”スター付け済み”・”全ての場所”タブや、1クリックでファイル移動が完了できるなど、一層使いやすくなったと感じます。
ソース記事:Streamlined file organization with the new Google Drive location picker