Googleは、Google Workspaceのユーザー向けに新しいColab ProおよびColab Pro+のサブスクリプションプランを発表しました。
これにより、管理者はユーザー向けに無償版のColabを設定できる他、より強力な演算リソースやAI機能を利用できる有償版のColab ProおよびColab Pro+にアクセス可能となります。
Colabは、ウェブブラウザ上からGoogleの強力な計算リソースにアクセスし、機械学習モデルの訓練やデータ分析などのデータ集約的な作業を行うことができます。
この新しいプランでは、以下の利用場面が格段に強化されます:- 探索的データ分析- Gemini APIの開発- 機械学習モデルの開発- テキスト分類や感情分析などの自然言語処理- 物体検出や画像分類などの画像処理Colab Proは、100コンピュートユニットで高速なGPUやメモリ、AI支援による生産性向上機能を提供します。
また、Colab Pro+はさらに多くの400コンピュートユニットを追加し、合計500コンピュートユニットにアクセスできます。これにより、長時間実行セッションのバックグラウンド実行が可能になります。
特に教育機関で多くのColabユーザーが存在する場合、チームや組織全体での効率的なサブスクリプション管理が容易となり、共同作業のサポートが強化されます。
これにより、全てのチームメンバーが必要なリソースにスムーズにアクセスできるようになるでしょう。導入を希望する管理者は、Google WorkspaceのAdminコンソールを通じて購入を開始できます。
K-12教育機関向けのユーザーはアクセスがデフォルトでオフになっており、利用する場合は管理者が有効にする必要があります。詳しくは参照元サイトにてご確認ください。