Google Picsとは?機能・対象プランとWorkspaceでの利用条件
目次
- Google Picsとは?Google Workspaceに加わったAI画像生成・編集アプリ
- リリースサマリー(2026年9月15日時点)
- 「コアサービスになる」とはどういう意味か
- 8月18日の「コアサービス化」と9月1日の「一般提供」は別の節目
- Google Picsでできること(編集部の確認済み・公式案内を区別)
- 1. テキスト指示でビジネス用の画像を生成【編集部確認済み】
- 2. オブジェクト単位の「精密編集」【編集部確認済み・注意点あり】
- 3. 画像内テキストの修正・多言語翻訳【編集部確認済み】
- 4. 共有キャンバスでチーム同時編集【公式案内・編集部未検証】
- 5. ドキュメント・スライド・ドライブとの連携【機能によって提供状況が異なる】
- 6. JPEGでの書き出し(元サイズ・2K・4K)【一部確認済み】
- AI画像生成・編集機能を利用できるプラン(Business Standard以上)
- 対象プラン一覧(2026年9月15日時点・公式ヘルプより)
- 「共有されたPicsファイルを見る」と「AI機能を使う」は別
- Workspaceの対象Businessプランでは、Business Standard(月額1,600円)が最小
- Google Picsを使い始めるには?これから導入する場合のポイント
- 対象プランなら通常は追加設定なしで使える(管理設定・展開状況しだい)
- 「業務データがAIの学習に使われるのでは」という不安への答え
- 使えないときに管理者が確認する3つの設定(管理コンソール)
- 使用量上限と今後の注意点
- これからGoogle Workspaceを導入する会社は「Standard以上」が基準に
- まとめ:Google Picsは「Standard以上」の価値をまた一段引き上げた
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Web担佐藤編集長、聞いてください…。展示会バナーの日付を1箇所直すだけなのに、デザイン会社から「修正費5,000円・納期3営業日」と言われてしまいました。SNS画像も毎回外注していたらお金も時間も足りません。かといって、今から私がPhotoshopを覚えるのも現実的じゃなくて…。
編集長その「画像のちょっとした修正を自分でできない」問題、もう解決できますよ。AI画像生成・編集アプリ「Google Pics」は2026年8月18日にGoogle Workspaceのコアサービスになり、9月1日から一般提供が始まりました。画像内の文字修正や「この部分だけ差し替え」を、テキストで指示するだけでAIがやってくれる——しかもBusiness Standard以上なら追加費用なしです。当サイト編集部の環境でも、9月15日に実際に使えることを確認しました。
Web担佐藤文字の差し替えが自分でできたら、外注費も3営業日も丸ごと浮くじゃないですか! うちのプランで使えるのか、何ができるのか、詳しく教えてください。
AI画像生成・編集アプリ「Google Pics」は、2026年8月18日にGoogle Workspaceのコアサービスに加わり、2026年9月1日に一般提供(GA)が発表されました。対象はBusiness Standard以上のプランで、追加費用は不要。Gmailやドライブと同じ契約・サポート・データ保護の枠内で、AIを使った画像の作成・編集ができます。
当サイト編集部でも、2026年9月15日にBusiness Standard環境でGoogle Picsを起動し、画像の生成・画像内テキストの修正・部分編集・JPEG書き出しまで実際に確認しました。ただし、一般提供の展開は段階的(Rapid Releaseドメインは9月1日から、Scheduled Releaseドメインは9月15日から、それぞれ最長15日程度)で、編集部で使えた=すべてのアカウントに展開が完了した、という意味ではありません。
この記事では、Googleの公式1次情報と編集部の実機確認をもとに、Google Picsで何ができるのか、どのプランで使えるのか、使えないときに管理者が確認すべき設定はどこか、そして生成AI機能の使用量上限の注意点まで解説します。
- Google Picsとは何か(Gemini(画像モデル「Nano Banana」)を基盤とする画像生成・編集アプリ)
- 編集部で実際に確認できた機能(画像内の日付修正・部分編集・翻訳・JPEG書き出し)と、公式案内のみで未検証の機能
- AI画像生成・編集機能を利用できるプラン(Business StarterはAI機能の対象外)
- 使い始め方と、使えないときに管理者が確認する3つの設定(管理コンソールの実画面つき)
- 生成AI機能の使用量上限と、2027年2月28日より後に上限が変わる可能性
Google Picsとは?Google Workspaceに加わったAI画像生成・編集アプリ
Google Picsは、Googleが2026年5月の開発者会議「Google I/O 2026」で発表した、AI画像生成・編集アプリです。公式ページのコンセプトは「Boundless AI image generation meets precision editing(境界のないAI画像生成と、精密な編集の融合)」。テキストで指示して画像を生成するだけでなく、生成した画像・手持ちの画像を「デザインツールのように」細かく編集できるのが最大の特徴で、海外メディアではCanvaやAdobeの対抗製品として報じられています。
リリースサマリー(2026年9月15日時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Google Pics |
| 発表 | 2026年5月(Google I/O 2026) |
| コアサービス化 | 2026年8月18日(対象プランのコアサービスに追加) |
| 一般提供(GA) | 2026年9月1日に発表。Rapid Releaseドメインは9月1日から、Scheduled Releaseドメインは9月15日から、それぞれ最長15日程度の段階的展開 |
| 基盤モデル | Gemini(画像モデル「Nano Banana」) |
| 対象プラン | Business Standard以上など(詳細は後述。Business StarterはAI機能の対象外) |
| 追加費用 | なし(対象プランのコアサービスとして提供) |
| 提供形態 | パソコン(デスクトップ)向け。日本語UIに対応(編集部で確認) |
| 編集部の確認状況 | 2026年9月15日、Business Standard環境で起動・画像生成・部分編集・JPEG書き出しを確認 |
| 出典 | Google Pics公式ページ・Google公式ヘルプ(対象アカウントと使用量上限)・2026年9月1日の公式発表(英語) |
「コアサービスになる」とはどういう意味か
これまでGoogle Picsは、限定ユーザー(Trusted Tester)や個人向けGoogle AIプランの加入者を対象に先行提供されてきました。2026年8月18日以降は、Google Workspaceのコアサービス——つまりGmail・ドライブ・ドキュメントなどと同じ扱いに昇格しています。具体的には次の意味を持ちます。
- 既存のGoogle Workspace契約の対象になる:追加契約・追加費用なしで利用できる
- 他のコアサービスと同じテクニカルサポートが受けられる
- エンタープライズグレードのデータ保護が自動適用される:組織のデータが許可なくAIの学習に使われない、Workspaceの既存データ保護の枠内で動作する
「便利そうだけど業務データを外部AIに入れるのは不安」という中小企業にとって、会社の管理下・契約の枠内で使えるAI画像ツールが標準装備されることは大きな意味があります。
8月18日の「コアサービス化」と9月1日の「一般提供」は別の節目
Google Picsには、2026年に入って2つの節目があります。
- 2026年8月18日:コアサービス化。対象プランの契約に含まれるサービスとして位置づけられた
- 2026年9月1日:一般提供(GA)の発表。Rapid Releaseドメインは9月1日から、Scheduled Releaseドメインは9月15日から、それぞれ最長15日程度をかけて段階的に展開
つまり、8月中に「コアサービスになったはずなのに使えない」と感じた方は異常ではなく、一般提供の展開が9月に改めて進んでいる、というのが実態です。編集部のBusiness Standard環境でも、8月27日時点では未到達で、9月15日に利用を確認しました。
Google Picsでできること(編集部の確認済み・公式案内を区別)
以下は、公式発表・公式ヘルプの案内と、2026年9月15日に編集部がBusiness Standard環境で確認した内容を分けて整理したものです。
1. テキスト指示でビジネス用の画像を生成【編集部確認済み】
Gemini(画像モデル「Nano Banana」)を基盤に、テキストで指示するだけで画像を生成できます。編集部では日本語の指示で、カフェの販促バナー風の画像(日本語の見出し・日付入り)を生成できました。Geminiアプリの画像生成と異なるのは、生成した後の「編集」に主眼が置かれている点です。
2. オブジェクト単位の「精密編集」【編集部確認済み・注意点あり】
画像内の特定の要素(人物、商品、背景の小物など)を選択して、色変更や別のものへの置き換えができます。編集部の確認では、生成したバナー内のカップをクリックすると「マグカップ」として認識され、その部分だけを編集できました。編集は「保存」や「追加」で変更を登録しておき、最後に「2 件の編集を適用」のようにまとめて反映する操作でした(公式ヘルプによると、最大5つの変更を同時に追加できます)。
ただし、「指定した部分以外は一切変わらない」という保証はありません。編集部が日付の修正とカップの色変更を同時に適用したところ、日付の周りに元の画像にはなかった細い枠線が追加され、書き出したJPEGにもそのまま残りました。業務で使う際は、適用後の画像を必ず目視で確認し、意図しない変化があればやり直す前提で運用してください。
3. 画像内テキストの修正・多言語翻訳【編集部確認済み】
画像に含まれる文字を直接修正したり、元のデザインの雰囲気を保ったまま別の言語に翻訳したりできます。編集部の確認では、バナー内の日付「10月1日〜10月7日」をクリックすると「テキストを編集」の入力欄が開き、「10月8日〜10月14日」と入力して「保存」で登録した後、画面下部の「編集を適用」を実行すると日付を差し替えられました。

(日本語バナー内の日付を直接クリックして修正している実画面。2026年9月15日、編集部のBusiness Standard環境で確認)
日本語から英語への翻訳も、画像内の3つのテキスト(見出し・日付・商品名)すべてで自然な英語の候補が生成されることを確認しています。この記事の冒頭で佐藤さんが困っていた「展示会バナーの日付を1箇所直す」作業は、まさにこの機能で社内完結できる領域です。操作手順の詳細や生成前後の比較画像は、別記事「Google Picsを使ってみた・画像作成と修正の手順」で画面付きで紹介しています。
4. 共有キャンバスでチーム同時編集【公式案内・編集部未検証】
公式には、Googleドキュメントを共同編集するように、複数人で同じ画像を編集できる共有機能(リンク共有・共同編集)が案内されています。「デザイン担当が作って、営業がコメントで修正依頼して……」という往復を1つのキャンバス上で完結できる想定ですが、編集部では共有ダイアログの操作や共同編集は今回確認していません。
5. ドキュメント・スライド・ドライブとの連携【機能によって提供状況が異なる】
「Workspaceの他のアプリからGoogle Picsを使う」機能は、2026年9月15日時点で提供状況が機能ごとに異なります。
- Googleドキュメント/スライド内でのPics編集:公式に提供が案内されています(公式ヘルプ)。ただし、アカウントに展開が届いていない場合は従来の画像サイドバーが開くことがある、と同ヘルプに記載があります。編集部では未検証です
- ドライブでのPicsファイルの作成・表示:公式に案内されています。編集部の今回の確認は公式製品ページの「Sign in」からアプリを直接開いた経路で、ドライブの「新規作成」メニューからの起動は未検証です
- ドライブに保存した任意の画像を1クリックでPicsで開く:9月1日の公式発表時点で「今後数週間で提供」とされている機能で、まだ全員が使える状態ではありません
6. JPEGでの書き出し(元サイズ・2K・4K)【一部確認済み】
完成した画像は、元サイズ・2K・4KのJPEGでダウンロードできます(公式ヘルプ)。編集部では元サイズのJPEG書き出しを実際に行い、2K・4Kはメニューに表示されることのみ確認しました。公式ヘルプによると、高解像度でダウンロードすると、生成AI機能のプロモーション利用枠の消費が早まります(後述の使用量上限を参照)。
こうした機能が揃うと、中小企業で日常的に発生する「販促バナー・SNS投稿画像・提案書の図版・ECサイトの商品画像の軽微な修正」を、外注や専門ソフトなしで社内完結できる可能性が出てきます。「外注を完全に置き換えられる」とまでは言えませんが、日付や文言の差し替えのような軽微な修正から試す価値は十分にあります。文書系のAI活用(NotebookLMを社内AIにする方法)と組み合わせれば、Workspace1契約でカバーできる業務範囲がさらに広がります。
AI画像生成・編集機能を利用できるプラン(Business Standard以上)
最も注意すべきなのが対象プランです。Google PicsのAI画像生成・編集機能は、すべてのプランで使えるわけではありません。
対象プラン一覧(2026年9月15日時点・公式ヘルプより)
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| Businessプラン | Business Standard/Business Plus |
| Enterpriseプラン | Enterprise Standard/Enterprise Plus |
| アドオン | Google Workspace AI Expanded Access(提供終了済みの旧Gemini Business/Gemini Enterpriseアドオン等も対象と案内) |
| 教育機関向け | Google AI Pro for Education |
| (参考)個人向け | Google AI Pro/Google AI Ultra(Workspaceとは別の個人契約) |
見てのとおり、最安プランのBusiness Starter(月額800円)は、AI画像生成・編集機能の対象に含まれていません。GmailのAI作成支援など基本的なGemini機能はStarterでも使えますが、Google Picsでの生成・編集はNotebookLMの拡張枠やGeminiサイドパネルと同様、「Business Standard以上」で開放されるAI機能という位置づけです。プラン別のAI機能の違いはGoogle WorkspaceのGemini機能まとめで詳しく解説しています。
「共有されたPicsファイルを見る」と「AI機能を使う」は別
ここは混同しやすいポイントです。管理者向けの公式ヘルプでは、共有されたPicsファイルについて、Google Workspaceユーザーが閲覧・編集・コメントできると案内されています。つまり、対象プランのユーザーが作った画像を、同じ組織の他のユーザーが開いて確認するような使い方は、AI機能の利用資格とは別に扱われています。
一方で、Business Starter契約のアカウントで実際にどこまで操作できるかは編集部で実機テストしていません。そのためこの記事では「Starterでは一切アクセスできない」とも「Starterでも編集できる」とも断定しません。AIによる生成・編集を自分のアカウントで使いたいなら、対象プランが必要と考えてください。
Workspaceの対象Businessプランでは、Business Standard(月額1,600円)が最小
「Google Picsを会社で使いたい」場合、Google Workspaceの対象プランの中で最も安いのはBusiness Standard(年間契約・月額1,600円/ユーザー・税抜)です。個人向けのGoogle AI Pro(月額2,900円)でもGoogle Picsは使えますが、両者は性格が異なります。
| 比較項目 | Google AI Pro(個人向け) | Business Standard(法人向け) |
|---|---|---|
| 月額 | 2,900円 | 1,600円(年間契約・税抜) |
| Google Pics(AI生成・編集) | ○ | ○ |
| メールアドレス | 個人の@gmail.com | 独自ドメイン(name@会社名.co.jp) |
| ストレージ | 5TB(個人用) | 2TB/ユーザー(組織でプール) |
| 管理コンソール・組織管理 | なし | あり(会社の資産として管理) |
| データの扱い | 個人アカウントの規約 | Workspaceのエンタープライズデータ保護(組織のデータが許可なくAIの学習に使われない) |
| Gemini・NotebookLM拡張・Meet録画など | Geminiアプリ中心 | Workspace全アプリで利用可 |
※Business Standardの料金は、2026年9月15日にGoogle公式ページで確認した年間契約の月額(税抜)です。Google AI Proの月額2,900円と5TBは、同日時点の日本向け公式ページ(Google AIプラン)の表示価格・表示容量をそのまま記載しています(税込・税抜の区分は公式ページでご確認ください)。
個人で画像づくりやGeminiアプリを使い込みたいならGoogle AI Proも選択肢ですが、会社のメール・ファイルと同じ管理下でGoogle Picsを使いたい事業利用では、Business Standardが起点になります。個人向けプランには管理コンソールやWorkspaceのデータ保護は付かないため、「安いから」と社員に個人契約させる形はおすすめしません。全プランの機能差はGoogle Workspaceの料金プラン徹底比較を参照してください。
当サイトはGoogleの正規パートナーです(累計1,800件超の発行実績)。Google Picsが使えるBusiness Standard(月額1,600円)は、以下のリンクから無料発行できるプロモーションコードで最初の12ヶ月間、実質1,360円/ユーザーになります。
Google Picsを使い始めるには?これから導入する場合のポイント
Google Picsに単体契約や追加ライセンスはありません。「対象プランのGoogle Workspaceを契約していれば使える」という提供形態です。ただし、実際に使えるかどうかは管理設定・対象プラン・展開状況の3つに左右されます。
対象プランなら通常は追加設定なしで使える(管理設定・展開状況しだい)
公式ヘルプによると、Google Picsはほとんどの場合、組織に対してデフォルトで有効になっています。これから契約する場合も「Business Standard以上を選ぶ」だけで、展開が自分のアカウントに届き次第、基本的には追加の設定なしに使えます。ただし「対象契約なら絶対に設定不要」ではなく、管理者が別途オフにしていないこと・展開が到達していることが前提です。
2026年8月27日時点では、編集部の環境ではドライブの「新規作成」メニューにGoogle Picsの項目が表示されるものの、クリックすると製品紹介ページに案内される状態でした。9月15日に改めて確認したところ、公式製品ページの「Sign in」からGoogle Picsが開き、画像の生成・日付の修正・部分編集・JPEG書き出しまで問題なく行えました。今回はアプリを直接開いた経路での確認で、ドライブの「新規作成」メニューからの起動は未検証です。一般提供の展開は段階的(Scheduled Releaseドメインは9月15日開始)なので、同じプランでもまだ届いていないアカウントがあっても異常ではありません。
Google Workspaceには14日間の無料トライアルもあるので、先に契約してGmail・ドライブ・Geminiで業務環境を整えておけば、展開が届いたその日からGoogle Picsを試せます。
「業務データがAIの学習に使われるのでは」という不安への答え
AIツールの導入を会社に提案すると、必ず出るのがこの質問です。Googleの公式発表では、Google Picsを含む新しいAI機能に既存のGoogle Workspaceエンタープライズデータ保護が自動的に適用されることが明言されています。組織のデータが許可なくAIの学習に使われることはなく、機密性・コンプライアンスは既存のWorkspace契約の枠内で扱われます。
むしろ、社員が個人契約の画像生成AIに業務画像をアップロードしてしまう状態より、会社管理のGoogle Picsに集約するほうがデータを統制しやすい——これは社内説得の強い材料になります。上司・経営者への説明の組み立て方はGoogle Workspace導入を社長・上司にOKしてもらう説明のコツも参考にしてください。
使えないときに管理者が確認する3つの設定(管理コンソール)
対象プランなのにGoogle Picsが開けない場合、管理者は次の場所を確認します(サービス設定の管理者権限が必要です)。
管理コンソール → アプリ → Google Workspace → ドライブとドキュメント → Google Pics
- 「ドライブとドキュメント」のサービスがオンになっているか(Google Picsの利用にはドライブとドキュメントのサービスも必要)
- Google Picsのサービスのステータスがオンになっているか
- 同じ「ドライブとドキュメント」画面の「機能とアプリケーション」→「ドライブでのファイルの新規作成」で、ドキュメント・スプレッドシート・スライド・図形描画・フォーム・Vids・Picsのファイルの新規作成がユーザーに許可されているか
編集部でも2026年9月15日にこの経路で管理設定を確認しました。検証した組織部門では、ドライブとドキュメントのサービス・Google Picsのサービス・ドライブでのファイル新規作成の3点がいずれもオンになっていました(設定の変更は行っていません)。

(Google Picsの管理設定。検証した組織部門では「オン」になっていました。利用にはドライブとドキュメントの有効化も必要です。2026年9月15日確認)
設定画面の説明文では、サービスがオンの場合に「既存のPics画像の閲覧・編集」ができることと、「必要なライセンスを持つユーザーがPicsで画像を新規作成」できることが区別されています。前述の「共有ファイルへのアクセスとAI機能の利用資格は別」という整理は、この設定画面の説明とも整合しています。
なお、設定は組織部門とアクセスグループの単位で制御します。「まずデザイン担当と広報だけで試して、問題なければ全社に開放する」といった段階導入は、対象の組織部門やグループを分けることで実現します(任意の個別ユーザーをその場で直接オン/オフする操作ではありません)。設定変更の反映には最長24時間ほどかかる場合があります。手順の詳細はGoogle公式ヘルプ(ユーザーに対してGoogle Picsを有効/無効にする)を参照してください。
※編集部で確認したのは、上記の組織部門で表示されていた設定値のみです。下位の組織部門やグループ別の有効値、設定変更後の反映時間、ライセンス別の挙動、共有ダイアログや共同編集の動作は未検証です。
使用量上限と今後の注意点
Google Picsの生成AI機能には使用量上限があります。現時点で公式に公表されているポイントは次のとおりです。
公式ヘルプによると、少なくとも2027年2月28日までは、対象プランのユーザーはGoogle Picsの生成AI機能を「より多く」利用できる状態が提供されます。それ以降はアクセスが制限される可能性があり、変更時は事前に通知されるとされています。「無制限に使える」という意味ではなく、Google Workspace自体の14日間無料トライアルとも別の話です。
- 上限の具体的な回数は公表されておらず、編集部でも上限到達や回数の測定は行っていません。「1日○枚」といった数字は、現時点では根拠がありません
- 高解像度(2K・4K)でダウンロードすると、プロモーション利用枠の消費が早まります
- ドキュメント・スライド内のPics機能は、それらのアプリの既存の画像生成上限に従います
「無制限に使える前提」で業務フローを組むのではなく、上限が広めに提供されている今のうちに「自社のデザイン業務のどこまでをGoogle Picsに置き換えられるか」を検証し、2027年2月末までに公式ヘルプで自社プランの条件を再確認したうえで本格運用を判断するのが現実的です。
これからGoogle Workspaceを導入する会社は「Standard以上」が基準に
今回のGoogle Pics追加は、これからGoogle Workspaceを導入する会社のプラン選びの基準が変わるアップデートでもあります。2025年1月のGemini標準搭載以降、GoogleはAI機能を「Standard以上」に集中させており、Google Picsもその流れを決定づけました。
| プラン | 通常月額(税抜) | クーポン適用後(最初の12ヶ月) | Google Pics(AI生成・編集) | 主なAI機能 |
|---|---|---|---|---|
| Business Starter | 800円 | 680円 | × | Gmail作成支援など基本のみ |
| Business Standard | 1,600円 | 1,360円 | ○ | サイドパネル・NotebookLM拡張・Meet録画 |
| Business Plus | 2,500円 | 2,125円 | ○ | Standard+Vault・高度セキュリティ |
※料金は2026年9月15日時点の公式価格(年間契約の月額換算・税抜)。最新価格はGoogle Workspace公式ページで確認してください。
「メールと最低限のAIだけでいい」ならStarterも選択肢ですが、画像作成・資料作成・会議録画までAIに任せたいならBusiness Standardが起点です。人数別の総コストはGoogle Workspace導入費用シミュレーションで試算できます。また、契約手順はGoogle Workspace導入ガイドにまとめています。
当サイトはGoogleの正規パートナーとして、最初の12ヶ月間、利用料が15%OFFになるプロモーションコードを無料発行しています。Business Standardなら実質1,360円/ユーザー。人数が多いほど割引総額は大きくなるので(10名なら1年で28,800円お得)、チームでの導入前にぜひ取得してください。
まとめ:Google Picsは「Standard以上」の価値をまた一段引き上げた
この記事の要点を振り返ります。
- Google Picsは、Gemini(画像モデル「Nano Banana」)を基盤とするAI画像生成・編集アプリ。2026年8月18日にGoogle Workspaceのコアサービスになり、9月1日に一般提供が発表された(展開は段階的。編集部のBusiness Standard環境では9月15日に利用を確認)
- 画像内の文字修正・部分編集・翻訳・JPEG書き出しは編集部で確認済み。ただし指定した箇所以外が変わることもあるため、適用後の目視確認は必須
- AI生成・編集機能の対象はBusiness Standard以上(Enterprise、AI Expanded Access、教育向けAI Proを含む)。Business StarterはAI機能の対象外(共有されたPicsファイルの閲覧などは、AI機能の利用資格とは別に扱われる)
- 対象プランなら通常は追加設定なしで使えるが、管理設定・展開状況しだい。使えないときは管理コンソールの「ドライブとドキュメント → Google Pics」で3つの設定を確認
- 生成AI機能の上限は少なくとも2027年2月28日まで広めに提供。無制限ではなく、高解像度の書き出しは利用枠の消費が早い
Web担佐藤外注していたバナー修正が社内で完結するのは大きいです! 編集部でも実際に使えたと聞いて安心しました。うちのアカウントに展開されたら、まず販促画像の日付修正から試してみます。
編集長ぜひ。少なくとも2027年2月末までは上限が広めなので、この間に使い倒して自社に合うか見極めるのが正解です。適用後の画像は必ず目視で確認してくださいね。そして、これから導入する会社は、Google Picsが使えるBusiness Standardを基準にプランを選んでください。
当サイトはGoogleの正規パートナー(累計1,800件超の発行実績)。以下のリンクから、最初の12ヶ月間15%OFFになるプロモーションコードを無料で発行できます。Google Picsが標準で使えるBusiness Standardを、お得に始めましょう。
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注記:本記事は2026年7月28日に公開し、2026年9月15日に、9月1日の一般提供(GA)の公式発表と、編集部のBusiness Standard環境での実機確認(起動・画像生成・部分編集・JPEG書き出し・管理コンソールの設定確認)を反映して更新しました。参考にした公式情報:Google Pics公式ページ、対象アカウントと使用量上限、管理者向けヘルプ、2026年9月1日の公式発表(英語)。対象プラン・使用量上限は変更される場合があるため、最新情報は公式情報をご確認ください。