こんにちは。
「Google Workspaceは必ず利用料金がかかる!」と思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、実は無料で利用する方法がありますので今回ご紹介いたします。
(裏ワザなどではなく、正規の利用方法なのでご安心ください。)
【方法1】Google Workspace Essentials Starter プランを利用する
1つ目の方法は、Google Workspace Essentials Starter という無料のプランを利用する方法です。Essentials Starterプランは、Business StarterからGmail機能を除いた、容量15GBまでのプランです。
例えば、メールサーバーは他社の安いレンタルサーバーで、グループウェアとしての機能はGoogle Workspace Essentials Starterを利用することで、格安で運用する事ができます。
Google Workspaceの管理機能も利用できるため、社員各自で無料のGoogleアカウント(@gmail.com)を個別利用するより、組織で運用しやすいメリットがあります。
ただし、容量が15GBまでとなり、強力なスパムメールフィルタや検索機能を持つGmailが利用できないため、そこはコストとのトレードオフとなるでしょう。
【方法2】Google Workspace Education Fundamentals プランを利用する
幼稚園、小中高校、高等学校などの教育機関の組織であれば、Google Workspace Education Fundamentalsプランを無料で利用できます。
Education Fundamentalsは、教育機関向けのEducationエディションのベースとなるプランで、基本的なGoogle Workspaceの機能に加え、Classroomやアサイメントといった学習向けの機能が付帯しています。容量は全ユーザーで100TBまで利用できます。
ただし、利用にはGoogleの審査が必要です。なお、学校関連であっても、学生団体やクラブ、スポーツチーム、自動車学校といった組織は利用できないとの事です。
Educationエディションの利用資格についてはこちらのヘルプ記事をご覧ください。
Google Workspace for Education のご利用資格
【方法3】Google Workspace Nonprofits プランを利用する
Google Workspace Nonprofitsは、NPOなど非営利団体向けの無料プランです。容量も1ユーザー30GBまでとBusiness Starter相当の機能が利用できます。
こちらも利用にはGoogleの審査が必要で、慈善団体として国に正式登録されている団体が対象です。政府機関や病院、医療団体などは対象外、学校は上記のEducationエディションでの取り扱いになります。
内閣府のホームページによると、国内のNPO法人は5万団体を超えており、これらの組織はGoogle Workspace Nonprofitsを無料で利用することができます。
Google Workspace Nonprofitsプランの詳細はこちら
【方法4】14日間の無料お試しを利用する
最後はGoogle Workspaceの無料お試しを利用する方法です。
Google Workspaceは14日間無料でお試し利用することができます。期間限定になりますが、お試しでもGoogle Workspaceすべての機能が利用できます。
また、お試しにはクレジットカードの登録も不要ですし、正式利用開始しない限り、お試し期間終了後に自動で課金されることもありませんので、ちょっと試しに使ってみたいという方は、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、Google Workspaceを無料で利用する方法をご紹介しました。
学校やNPO法人であれば専用の無料プランがありますし、一般企業であればEssentials Starterプランを利用することで無料でGoogle Workspaceを運用できます。
費用を抑えたい方は、Google Workspaceの導入前に是非一度検討してみてください。