Google Meetの新しい機能で、ライブストリーミングの解像度がフルHDに対応しました。こちらの記事では、この機能について詳しくご紹介します。
更新内容
最近、Google Meetのビデオ通話において、高解像度かつクリアな映像体験ができる1080p設定が可能になりました。同様に、ライブストリーミング映像においても、720pから解像度の選択肢に1080pが追加されます。
ただし、帯域幅が不足した場合は最適な品質に自動で切り替わるため、常に高品質が保たれます。この更新により、ライブストリームを視聴するユーザーは、より高品質でクリアな映像体験ができるようになります。
管理者による制御はありません。Help Centerには1080pのビデオ通話の帯域幅の使用方法やライブストリーミングのON / OFFに関する情報があります。
エンドユーザーが1080pを有効化する場合は、管理者によって設定されます。Help Centerにはライブストリームの方法に関する情報もあります。
Rapid and Scheduled Release domainsの対象企業は、2023年4月28日から1〜3日間でフル展開されます。Google Workspace Enterprise Starter、Enterprise Plus、Enterprise Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgradeで利用可能です。
詳しいネットワークの準備方法については、Google Workspace Admin Helpを、映像と音声の設定方法についてはGoogle Helpを、ライブストリーミングON / OFFの方法についてはGoogle Workspace Admin Helpを、Google MeetからYouTubeにライブストリームする方法についてはGoogle Workspace Helpを参照してください。
利用シーン
利用シーン
この機能は主に、ライブストリームでのイベントや会議のような、多くの人が見る必要がある場面で使用されます。例えば、企業のオンライン総会やセミナー、大学の講義や授業、コンサートやスポーツ中継などが挙げられます。
従来の720pに比べて、1080pの高画質映像が提供されることで、より鮮明でクリアな映像体験を提供できます。また、帯域幅が不足する場合には、自動的に最高品質に戻るようになっていますので、映像の途切れを気にすることなく、スムーズな視聴が可能となります。
フルHDでのライブストリーム配信は、Google Meetを利用する際に、より充実した体験を提供できます。
リリース日
フルHDでのGoogle Meetライブストリーム機能は、2023年4月28日からGoogle Workspace Enterprise Starter、Enterprise Plus、Enterprise Standard、Education Plus、Teaching and Learning Upgradeのエディションで利用可能となります。
RapidとScheduled Releaseのドメインでは、1-3日以内に機能が表示されるフルロールアウトが行われます。利用可能エディションについては、Google Workspace Updatesで詳細を確認できます。
まとめ
Google MeetのライブストリーミングがフルHDに対応したことで、より高品質の映像体験を提供できます。管理者が設定可能な項目ではありませんが、利用者が必要に応じて設定が可能です。
1080pのビデオ通話に関する帯域幅の使用に関する情報も詳しく紹介されています。企業や学校など、Google Workspaceを利用する多くの組織にとって、役立つ機能の1つとなります。
ソース記事:Full HD in Google Meet live streams