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どこが変わった?Gmailの新しい統合型レイアウトを見てみよう

どこが変わった?Gmailの新しい統合型レイアウトを見てみよう

2022年7月末より、Gmailの新しいレイアウトが提供開始されています。私の環境でも先日反映されましたので、新旧の違いを見ながら、新しいレイアウトについてご紹介いたします。

新旧のレイアウトを比較してみよう

今回の新しいレイアウトについて、Googleは「新しい統合型レイアウト」と呼んでいます。実際にどこが変わり、何が統合されたのか詳しく見てみましょう。

大きく変わったのは、左ブロックのメニュー部分です。旧レイアウトでは「メール」「チャット」「スペース」「会議」の4つの情報がそれぞれ展開式になっていましたが、新しい統合型レイアウトでは、「Mail」「Chat」「Spaces」「Meet」のタブ式になっており、アイコンとメニュー名の英語化で非常にスッキリとした印象を受けます。なお、右ブロックのメール一覧の方は、以前とレイアウトは変わっていませんでした。

「統合型」というのは、おそらくこのメニューがタブ式に統合されたという事でしょう。以前のレイアウトでは、「スペース」や「会議」がどうしても画面の下の方に位置するため、存在感がなく見づらい印象でしたが、新しいレイアウトでは、アイコン化・タブ化されたことにより画面上部に機能が集約され、「Mail」「Chat」「Spaces」「Meet」の4つの機能が同じレベルの存在感である印象を受けます。

新しいチャットメッセージが来た場合は、画面の左下に吹き出しでメッセージが表示されるようになりました。

また、未読メッセージにはアイコンの上に未読数ラベルが表示されるため、スマホに慣れている私達にとっても親しみやすいデザインです。

左ブロックがタブにより階層化されたため、メール一覧の幅が若干狭くなりましたが、左上のハンバーガーメニューを押すことで、サブメニューが消え、左ブロックをコンパクト化することができます。

コンパクト化した場合、アイコンの上にマウスを乗せることで、サブメニューが表示されます。私は一覧が狭くなってもサブメニューが常に表示されている方が好みですが、人によってはコンパクト化したほうが使いやすいかもしれません。

新しいレイアウトの設定

次に、新しい統合型レイアウトで追加された設定まわりを見てみましょう。

以前のレイアウトに戻すことも可能

個人的には非常に好印象の「新しい統合型レイアウト」ですが、以前のレイアウトに戻すことも可能です。右上の歯車アイコンを選択し、「オリジナルビューに戻る」を選択します。もちろん、再度新しいレイアウトに変更することも可能です。

Gmailで使用するアプリを選択できる

左ブロックのメニューから「Chat」「Spaces」「Meet」のアイコンを表示するかどうかを選択できます。右上の歯車アイコンから「カスタマイズ」を選択します。

Gmailの左メニューから「Chat」「Spaces」「Meet」のアプリメニューを表示するかどうかを選択することができます。なお「Spaces」は「Chat」に含まれます。

「Chat」と「Meet」どちらもOFFにすると、タブメニュー自体が消え、メール専用のインターフェイスにすることも可能です。Chat・Meetのアプリを併用していてGmailではChat・Meetを見ない方は、こちらのほうがよりスッキリかもしれませんね。

まとめ

以前は少し古臭いデザインでしたが、より洗練されて今風のレイアウトに近づいた印象です。また、このレイアウト変更で「Gmail」「Chat」「Spaces」「Meet」4つの機能が、Google Workspaceのコミュニケーションツールの主力に位置付けされた意図も感じました。

まだ新しいレイアウトが反映されていない方は、配信までもうしばらくお待ち下さい。

以上、Gmailの新しい統合型レイアウトについてご紹介しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。