こんにちは。今回は、フリーランスや個人事業主など、ユーザーが1人の場合にGoogle Workspaceを利用するメリットについて解説したいと思います。
Google Workspaceは組織向けのグループウェアですので、ユーザーが1人の場合はあまりメリットを感じられず、無料のGoogleアカウント(@gmail.com)を利用し続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それではどうぞ!
独自ドメインのメールが利用できる
無料のGoogleアカウントと大きく異なる点として、Google Workspaceでは独自ドメインのメールが利用できます。
【Google Workspaceのメリット】Gmail編 でも解説しているとおり、ビジネスをする場合はその規模に関わらず、お客様の信頼を得ることはとても大切です。
特に、初めての取引やコンペなどでは自分の情報量が少ないため、独自ドメインのメールというちょっとした事だけでもお客様に良い印象を持たせる事ができるはずです。
1アカウントであれば最低680円です。独自ドメインのメールが利用できるというだけで十分な価値があると私は思います。
1アカウントの料金で複数のメールアドレスを作れる
こちらも、無料のGoogleアカウント(@gmail.com)ではできない機能です。
無料でGoogle Workspaceのメールアドレスを増やす方法 でも紹介しているとおり、Google Workspaceでは、メインのメールアドレスの他に「エイリアス」と呼ばれる別のメールアドレスをいくつも作ることができます。
メールアドレスが増えるとその分料金も増えるのではないか?と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そのメールを送受信するユーザーが同じであれば、1アカウント分の料金でいくつでもメールアドレスが作れます。
たとえば、メインのメールアドレス suzuki@example.com だった場合、ホームページに記載するお問い合わせ用のメールアドレスを info@example.com というエイリアスにしておけば、個人用のアドレスとお問い合わせ用のアドレスを別々で管理することができます。
ただ、どちらのアドレスも同じ受信トレイにメールが入ってくるので、これをGmailのフィルタで自動振り分けするようにすれば、より便利に管理することができます。(こちらの方法も今後の記事でご紹介いたします。)
独自ドメインのポートフォリオサイトが作れる
こちらは、現在は無料のGoogleアカウントでも作れますが、フリーランスや個人事業主さんにとって便利な機能のため紹介させていただきます。
特に、デザイナさんやクリエイターさんにとって、自分の作品や経歴などを公開する場としてポートフォリオサイトはとても重要です。更にそのサイトが独自ドメインであることで、自信のブランディングにも役立ち、お客様からさらに信頼を得ることができるでしょう。
Googleサイトを使えば、HTMLの知識がなくても簡単に独自ドメインの高品質なサイトを作る事ができます。
Googleサイトを独自ドメインで利用する方法は、新しいGoogleサイトで独自ドメインを使う方法(SSLも無料でついてくるヨ!) で詳しく紹介しています。
Googleのサポートが受けられる
こちらも重要なポイントです。
親切丁寧!Google Workspaceのサポートを利用してみました でも紹介しましたが、Google Workspaceには問い合わせサポートが付いています。私も何度も利用していますが、いつも親切・丁寧で、迅速に問題を解決することができています。
いざというときのために、24時間365日Googleがサポートしてくれると言うのはとても安心です。
サービス品質保証がついている
Google Workspaceには、サービス品質保証(SLA)が付いています。これは家電でいうところのメーカー保証みたいなもので、Google Workspaceサービスの正常稼働時間を一定以上の水準で保証しています。詳しくは、Google Workspaceのサービス保証はどうなってるの?障害時の補償額はいくら? で解説しています。
仕事でメールやドライブ、ドキュメントが利用できないと大変ですよね。Googleがきちんと品質を保証してくれているのは安心なポイントです。
まとめ – フリーランスや個人事業主でもGoogle Workspaceを使うメリットはたくさんある
以上5つを紹介させていただきましたが、いかがでしょうか?
この他にも、メールやGoogleドライブのストレージ容量が増えたりと、Google Workspaceにすることで多くのメリットがあります。
なにより、1アカウントであれば月たったの680円(Business Starterの場合)です。Google Workspaceには、フリーランスや個人事業主さんにとっても、これ以上の価値は必ずあると私は思います。